2012年05月03日

放射能汚染された水の浄化について

「水」は農業用、工業用、水産業用、飲料用などの分野に
使われています。
 インターネット検索で食糧・エネルギー・資源の自給、
 環境・健康の改善に、
「水」が係る記事を紹介して、
「水の有効利用」を提案していきたいと思いますのでよろしく願います。

 
別報で記載したように、
´12-04-05に原発汚染水回収システムのトラブル。
何度も何度も汚染水が海、地下に漏洩しています。

 原子価1の水溶性の高いセシウム、ヨウ素はとにかく、
特に、原子価2のストロンチウム、
場合によっては原子価3以上のプルトニウム、ウランなど
の元素については
pHによっては沈殿状態が変化して回収が難しいのかと思われます。
 もともと、放射性元素の正体
(発生量、組成、粒子径、化合物、イオン状/ゾル状)?

すら公開されていないし、放射性物質の正体は不詳。
もしくは非公開なので、関係当事者が具体化する場合はある程度の試行錯誤
が必要と個人的には思っていましたが、
相変わらず除染効率はあがっていなく、
冷却水の大部分は海、地下のどこかに漏洩している現状。

 加えて、原発敷地内には浄化しきれなかった
濃厚汚染物質を回収保管するタンクは増加の一途。
・一体どのような組成の放射性廃棄物なのだろうか?
・タンク一基にいくらかかっているのだろうか?
・費用はどこから?

 浄化システム処理しきれなかった
元々の回収冷却水の放射能元素濃度、
pH(水素イオン濃度)、EC(電気伝導度)、ORP(酸化還元電位)など
の化学的な要素の影響についての議論の公開もありません。

 原発の洗浄汚染水の浄化システムは基本的には、
1.油分離装置 (東芝) →2.セシウム吸着塔 (米 Kurion社)
  →3.除染装置 (仏 Areva社)凝集沈殿
  →4.淡水化装置海水の塩分を除去(①逆浸透膜、②蒸発濃縮)
東電ではこの処理で発生する汚泥の1cm3あたり1億ベクレルという
高濃度の放射性廃棄物が2000m3(ドラム缶1万本)発生するとみている。
そこに含まれる放射性物質は20京ベクレルに達する。
参考情報:
化学業界の話題 2011年6月16日 (木)
「福島原発、汚染水浄化装置」によれば、
「高濃度汚染水はタービン建屋などに10万トン以上たまっており、
日々増え続けている。来年3月末までに計25万トンを処理する計画。
費用は年末までに合計で531億円となる。汚染水浄化装置の概要は以下の通り。・・・」
福島原発、汚染水浄化装置
http://blog.knak.jp/2011/06/post-907.html

 その後、増強した東芝製の追加設備の効果はなかったのだろうか?
米、仏からの導入システムと大きく変わっていないのか?
参考情報:
毎日JP 毎日新聞 2011年7月14日 20時38分
東芝が汚染水処理装置納入へ 8月に稼働
「東芝は14日、東京電力福島第1原発の汚染水浄化システム向けに、
放射性物質を取り除く装置を納入することを明らかにした。
 8月上旬から稼働する予定。装置の相次ぐトラブルで汚染水処理は
難航しており、東電は新たな装置の導入で対策を強化する。
 処理装置は直径1.4メートル、高さ3.6メートルの吸着装置を
14本備え、汚染水の処理能力は1日当たり1200立方メートル。
 吸着装置内部の合成ゼオライトやチタンケイ酸塩が、
汚染水から放射性物質のセシウムなどを除去する。・・・
 東芝の吸着装置は鉛を詰めた厚さ二十数センチの壁を設けることで
放射能漏れを防ぎ、放射性物質を大量にためられるのも特徴。
開発担当者は「キュリオン製に比べて交換頻度を5分の1程度にできる」
と説明している。」

 一方、漏洩した放射能によって比較的に微量汚染された
飲料水の浄化は
pHは6くらいで、電気伝導度50μsくらいで小さく、
プレフィルターなどの前処理によって充分に微粒子など
を除去しておけば、
低濃度でイオン状に溶解している
放射性元素のROでの除去が可能と思われる。
参考情報:水徒然 除染・回収方法



posted by tetsu3737 at 18:49| Comment(0) | 水処理関連 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。