2014年04月10日

福島第1原発 「地下水バイパス」計画のくみ上げ開始 福島県安全監視協が現地調査という。

'14-04ー10

 既報わが国の福島原発からのトリチウム汚染水に係る医学的情報に記載しましたが、福島汚染水除去設備(アルプス)ではトリチウム(三重水素)を減らすことができず、東電の資料によれば、福島第一に貯留している汚染水に含まれるトリチウムは、1リットルあたり500万ベクレルと考えていいという。
 福島第一原発の内規である保安規定で示されているトリチウムの年間放出量は22兆ベクレルとなっているので、今年の2月末時点で、タンクの容量は約1000基で49万トンあるのに対して、蓄積された汚染水は約45万トンになり、放出するには当初の見積もりでも半世紀以上かかるということでしたが、トラブル続きのアルプスの現況から先行きが全く不透明で終わりなき戦いであるようでしたが、今度こそはの感ですが、アルプストラブルの原因もわかってきたという。
 
msn産経ニュース
新型ALPSの全容判明 汚染水処理倍増、浄化機能も向上
2014.4.6 22:08

「・・・新型ALPSは年内の稼働を目指している。現行ALPSは、月内の本格稼働に向け試運転が続いているが、新型は1日約500トンの汚染水を処理でき、現行の2倍の処理能力を持つ。・・・
現行ALPSは汚染水に薬液を注入し放射性物質を付着させ、薬液ごとフィルターで除去する仕組みで、液体廃棄物が発生する。新型は高性能のフィルターを開発、汚染水から直接放射性物質をこし取る方法のため廃棄物を現行の20分の1まで減らすことできる。

 新型は設備の概要がまとまった段階で、北海道大の奈良林直教授(原子炉工学)は「事故収束には、処理水の速やかな海洋放出が必要。新型ALPSの導入で検出できないレベルまで浄化できれば、環境への影響は問題ない」と話す。 」という。

>>詳しくは 


 対策として、原発敷地内に流入していた汚染されていない地下水を汲み上げて、海にバイバスさせる計画が開始されたという。

msn産経ニュース 2014.4.9 20:46
福島第1原発 「地下水バイパス」計画のくみ上げ開始 福島県安全監視協が現地調査
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140409/dst14040920465006-n1.htm
「東京電力は9日、福島第1原発の汚染水対策で、地下水が原子炉建屋に流れ込む前にくみ上げ、海に放出する「地下水バイパス」計画の井戸による地下水の取水を始めた。東電と第三者機関が約1カ月間、くみ上げた水を調査。問題がないと判断すれば、来月中旬にも海に放水する。

 東電によると、12ある井戸が午前10時29分から順次起動し、同11時24分までにすべての井戸が稼働。原子炉建屋から約35メートルの高台に設置された深さ20~30メートルの井戸で、地下にたまった水を計約100トンくみ上げる。

 地下水は敷設されたパイプで一時貯留タンクに送られ、約1カ月間、水質の安全性などについて確認作業が行われる。

 この日は、福島県の原発の廃炉に関する安全監視協議会による現地調査が行われ、福島第1原発の小野明所長が「第三者機関が水質の安全性を保証するか、第三者機関が計測そのものを行うことを検討する」と説明。放水は日常的に行うのではなく、安全性を確認の上、水質値を公表してから放水するという。

 調査終了後、福島県原子力安全対策課の渡辺仁課長は「水質の安全管理が重要で、厳しく監視していきたい」と語った。

 地下水バイパスに関しては、福島県漁業協同組合連合会に続き、全国漁業協同組合連合会が8日に、国と東電に対し、排出する地下水に含まれる放射性物質濃度の基準を守ることや風評被害の対策を前提に計画を容認した。」とのこと。

⇒特に、放射能汚染していない地下水(H2O)に混入し易いトリチウム水(HTO)の分析に結果がどのような分析値になるのか?
 過去メチル水銀で問題となった水俣病のようにならないように、放射能に汚染されない魚介類の分析にも着目したいと思います。
関連投稿:水産物中の放射性物質の測定方法について調べました。 
 サントリーウエルネスオンライン
posted by tetsu3737 at 12:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 水の汚染関連 | 更新情報をチェックする
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