2014年03月16日

奇態な藻の大量繁殖、温暖化が原因?というが、水の汚染による可能性はないだろうか?

ナショナルジオグラフィック ニュース March 13, 2014
奇態な藻の大量繁殖、温暖化が原因?
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20140313004
「ディディモスフェニア・ゲミナータ(Didymosphenia geminata)、通称「ディディモ(didymo)」。北米原産の珪藻類の一種で、川や湖の底一面を覆い尽くす。その姿形から“石の鼻くそ(rock snot)”の異名を持ち、その生息域が地球全体へと急速に広がりつつある。最新の研究結果によると、気候変動が大量発生の原因だという。

場所によっては川底の75%を覆ったという事例もある。サケの成育を阻害するのではないかとの懸念もあったが、自然環境にどのような影響を及ぼすのかほとんど分かっていない。

 ディディモは、ここ数十年の間に米国、ニュージーランド、南アメリカ諸国などを含め世界中に広がった。専門家はまず、アウトドア愛好者に疑いの目を向けたという。胞子が衣類や道具に付着して海外から持ち込まれ、河川で繁殖したという筋書きだ。

 だが今回、カナダ、オンタリオ州にあるクイーンズ大学の生物学者ジョシュア・クレック(Joshua Kurek)氏率いる研究グループが、それとは異なる学説を発表した。

 クレック氏らは湖底の堆積物を調査するとともに、過去のさまざまな研究論文を検証。カナダ東部の河川では、約200年前からディディモが生息していたことが判明した。

 また、気候温暖化によって、川面を覆う氷の減少や貧栄養化が進むなど、河川環境が繁殖に適した状態に変化したことが原因と指摘。

◆繁殖の原因は温暖化

 クレック氏によると、カナダ東部での繁殖が初めて記録されたのは2006年。ケベック州を流れるマタペディア川は当時、川底が部分的に厚く覆われていたという。その様子は、「毛足の長いうす汚れたカーペット」が敷かれているようだったという。

 ディディモの存在は、20世紀初めに知られていた。だが、「2006年以前のカナダ東部では、管理当局や行政機関に繁殖が報告されたケースは1例もなかった」という。「今や異常事態だ」とクレック氏は語る。

 研究グループは、ディディモが初めて確認された川にほど近い2つの湖から1970年代の堆積物を採取、分析を行った。

 結果は「一目瞭然だった。20件の試料のうち、19からディディモの存在を示す証拠が見つかった」という。

 また一方の湖では、1970年代から現在にかけて50倍に増加したという事実も判明。湖周辺地域の平均気温上昇に伴って、川面や湖面の氷が減少した時期と重なる

 クレック氏によると、水の状態が一定しない氷が張った川や湖ではあまり成長しないのだが、氷が減少するにつれてディディモが繁殖しやすい環境が整ったのだという。

 つまり、ディディモの生息域拡大はその侵襲性とは関係なく、環境の変化に乗じた結果というのがクレック氏らの結論だ。藻類に詳しいノースカロライナ大学チャペルヒル校のハンス・ペール(Hans Paerl)氏も、「気候変動によって、珪藻類をはじめ、さまざまな藻類が繁殖しやすい環境が新たに生まれた」とこれを支持。「氷が減少すれば、より多くの日光が水中に差し込むことなる。光合成を行う珪藻類の生育が促されるのは当然だろう」と述べている。

◆繁殖が進むディディモ

 クレック氏とペール氏がともに危惧するのは、温暖化が進めばディディモの繁殖はさらに拡大する可能性があり、魚類などの野生生物に及ぼすさまざまな問題が生じかねないという点だ。

 カナダの原生状態の河川には、野生のタイセイヨウサケが多く生息している。カナダ東部の人々にとって、釣りや食文化の面で重要な魚だ。

 サケの繁殖域にもディディモの発生が報告されており、サケの稚魚に深刻な影響を与えるのではないかと研究グループは懸念している。サケの稚魚は、川底の滑らかな岩に生息する水生昆虫などを主なエサにしているが、多くは藻に覆われてしまい、別の生物の住処になってしまっているからだ。  ただし、稚魚に対する影響の程度は、まだ誰にもわからないとクレック氏は語る。「ディディモ自体の生態が明らかになっていない。サケがどうなるかはまだ先の話だ」。

 今回の研究結果は、「Canadian Journal of Fisheries and Aquatic Sciences」誌オンライン版に2月26日付けで掲載されている。

PHOTOGRAPH BY SACRAMENTO BEE, ZUMAPRESS.COM」という。

 このようなディディモなどの発生の原因は温暖化が原因というが、単なる水温上昇による異変のみの影響ではないと個人的には想われます。

 既報
で記載しましたが、
水の循環が少ない湖底で発生し易いということから、
深海生物であるサケガシラなどが穏やかな日本海では海水温度の影響を受け易いのと同様に、
水の汚染も影響しているのでは?と想っていますが、
1)海底の酸性化(二酸化硫黄(SO2),硫化水素(H2S),塩化水素(HCl)などのガスが海底で発生)、2)環境放射能の励起現象(→海中微生物の損壊、局所の海水温度の上昇)、3)オゾン(O3)による酸化(地殻の振動・摩擦によって発生)、4)メタンの発生(海底に生息する微生物(古生菌など)の異常繁殖)、5)地電流の変化(地磁気の変動に伴う電磁誘導)、6)磁気の反転(海底火山活動)、7)マイクロプラスチック(石鹸、スクラブ洗顔料、シャワージェルなどの化粧品や洗浄用品)などがディディモの繁殖に複雑に絡み合っているのだろうか?

posted by tetsu3737 at 10:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 水の汚染関連 | 更新情報をチェックする

2014年03月11日

中国での水不足と水汚染が酷いという。

最近の中国では空気汚染のみならず、水不足と水汚染が酷いという。
この原因について、別報で調べましたが、
参考情報:空気汚染より深刻な中国の“水”問題の現状とその対策に係る情報の紹介     2014-02-28 の引例

WEDGE Infinity 2014年02月18日(Tue)
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/3518

空気汚染より深刻な中国の“水”問題によると、
中国水利部が13年3月に発表した統計によると、中国では毎年約500億立方メートルの水が不足している。
 水資源量はざっと世界平均の3分の1程度だが、それに増して悩ましいのが、農地が集中する北部で水のひっ迫が顕著だということだ。北部地域において重要な水源と考えられている4本の河(黄河、淮河、海河、遼河)の水量は、この数年で約17%も失われてしまっているという。

河川から地下水へ 広がる水質汚染
そのことを象徴していると考えられているのが、いま中国全土に広がる水質汚染の問題である。
中国の深刻な水質汚染は、表面を流れる河川から土壌に広がり、
ついには地下水の汚染にまで広がってきているという。

いまだ汚染されていない地下水は全体のわずか55.87%でしかなく、44.13%の地下水はすでに何らかの汚染の影響があることも判明したという。

これ以上、大気汚染、地下水汚染などによって、環境水が汚染されれば、当然、世界各国の飲料水、農作物、魚介類にも影響を及ぼすので、注意が必要と思われます。

ちなみに、海水から真水を作ることが考えられますが、
そのためには、大量のエネルギーを使うのでコスト的に引き合わないことが
問われています。

「きれいな水」によれば、
引用:http://www.shse.u-hyogo.ac.jp/kumagai/eac/ea/water.html

 海外では海水から真水が生産されているところがあります。
海水は河川や湖沼の水と異なって約3.5%もの塩類(大部分はNaCl)を含んでいるため脱塩操作が必要になります。
 この脱塩には 1.蒸留法 2.逆浸透法 3.電気透析法(イオン交換膜法) 4.イオン交換樹脂塔式法 等があります。・・・(詳しくは本文参照)

 わが国の3.11による原発から漏洩した放射能の浄化と同様、
前途多難と想われますが、今後の浄化に期待しています。






posted by tetsu3737 at 20:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 水の汚染関連 | 更新情報をチェックする

2013年07月01日

バングラデシュでは井戸水が砒素で汚染されているという。

'13-07ー02投稿
バングラディシュはインドの東側に位置する国ですが、井戸水が砒素に汚染されているという。

イーココロ!
バングラデシュのヒ素汚染~安全な水が飲みたい
https://www.ekokoro.jp/world/problem/008/index.html
「テーマ: 環境問題
人類史上、最悪かつ最大規模の環境汚染――バングラデシュでは1億3千万人の人口のうち3千万人以上と言われる人々が基準値を超える濃度のヒ素を含む井戸水を毎日飲み続けています。

――人類史上、最悪かつ最大規模の環境汚染――バングラデシュでは1億3千万人の人口のうち3千万人以上と言われる人々が基準値を超える濃度のヒ素を含む井戸水を毎日飲み続けています。

2001年にバングラデシュ政府が発表した数字によると、バングラデシュの慢性ヒ素中毒患者は約1万人。もちろん全国規模で健康診断を行ったわけではないので、実際はもっとたくさんいるだろうし、高濃度のヒ素を含む井戸水を飲み続けている現状が変わらない限り、今後数十万人規模で患者が発生してもおかしくない現状です。

ヒ素に汚染された水を数年から数十年にわたって飲み続けると皮膚の色素沈着や角化症を起こし、その後胃腸炎、肝障害、心臓血管系循環障害などが多くの臓器に発症し最悪の場合は発ガンに至ります。

バングラデシュのヒ素汚染はもともと地層中に存在していた成分がなんらかの要因で地下水に溶け込み、それを人々が飲料水などに利用することで起きていると考えられています。根本的な治療法がない上、最終的に皮膚や内臓に「ガン」を引き起こすという意味では重大な疾患ですが、逆に安全な水さえ確保できれば発症を食い止められます。

対策と課題
ヒ素汚染対策は主に、ヒ素を除去する装置を井戸につけるか、あるいは他の水源を確保する2通りがあります。当初は簡易な除去装置などが次々と考案されましたが、除去した後に残る「ヒ素のゴミ」をどう処理するのかという問題が解決されていません。大きな再処理施設があればいいのかもしれませんが、簡便な装置になればなるほど、身の回りに高濃度のヒ素が再びバラまかれることになり、生物濃縮によって被害がさらにひどくなってしまう可能性も指摘されています。

他の水源を確保する方法は大きく分けて4種類あります。雨水を直接利用するもの、池の水を浄化して利用するもの、掘り抜き井戸(つるべ井戸)、そして深井戸です。まず雨水ですが、これは大きなポリタンクなどを利用して自然の雨水を貯めておいてそのまま利用するもので、管理はもっとも簡単ですが、雨の降らない乾季には利用できなくなるという欠点があります。また深井戸は場所によっては有効なものの、井戸そのものがその後ヒ素に汚染される危険性をはらんでいます。残る池の水利用と掘り抜き井戸は、バクテリアなどを含めて水のろ過ができれば有効な対処策となり得ますが、そのためには住民による管理体制がしっかりとしている必要があります。

ヒ素中毒患者の発見と治療活動も重要な課題ですが、保健・医療施設や人材が絶対的に不足しているバングラデシュでは、全国隅々まで患者発見と治療システムを行き渡らせるのは極めて困難な状況です。」という。
⇒バングラディシュは中国、ネパール、インドと並んで、ガンジス川沿岸国家ですが、汚染原因は一体何なんだろうか?
砒素は半導体の材料としてかかせないものですが、砒素はどのような地層に分布するのか?調べてみました。
YAHOO智恵袋
鉱山という場所には、なぜヒ素がたくさん含まれているのですか?教えてください!...
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1081384725
「・・・地殻中にヒ素は金(0.003ppm)、銀(0.08ppm)より比較的多く含まれ(2ppm)ています。
地殻の元素の存在度は
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E6%AE%BB%E4%B8%AD%E3%81%AE%E...

ヒ素は銅や鉄と結びつきやすく、それらの元素を含んだ硫化鉱物として、各種鉱山から産出します。砒素を含んだ鉱物の主なものは自然砒 (As) 、鶏冠石 (As4S4)、雄黄(As2S3)、輝コバルト鉱 (CoAsS)、硫砒鉄鉱 (FeAsS)、硫砒銅鉱 (Cu3AsS4)、四面銅鉱((Cu,Fe,Zn)10(Sb,As)4S13), 紅銀鉱(Ag3(Sb,As)S3)などがあります。金・銀の鉱脈鉱床では銀鉱物として普遍的に四面銅鉱や紅銀鉱が、日本の黒鉱鉱床では四面銅鉱が、銅・鉛・亜鉛の接触交代鉱床や鉱脈鉱床では硫砒鉄鉱が普遍的に産出します。世界の斑岩銅鉱床でも四面銅鉱が産出しています。世界の主な熱水性鉱床で砒素を含んだ鉱物がほとんどの鉱山で出てきています。

結論的にヒ素は地殻中に比較的多く含まれ、ケイ酸塩鉱物にはほとんど含まれなくて、銅・鉄・銀なととともに硫化鉱物として濃集するために多くの鉱山の鉱石中に含まれているといえます。
・・・」という。
これらが何らかの原因で溶解したのだろうか?
注意しなければならない現象です。

 
posted by tetsu3737 at 22:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 水の汚染関連 | 更新情報をチェックする

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